私の母方の実家は、さかのぼること江戸時代の享保2年、千葉県野田市で、現在の「坂倉」を創業いたしました。「坂倉」は、醤油や味噌などを作る醸造業として商いをスタートさせ、それは現在でも変わらずに続いております。また、母や親戚などから昔の話しを聞くと、醸造業に限らず、昭和の初期までは天然氷の蔵元・坂倉製氷所も運営していたようです。
現在の「坂倉」が生まれて、今年でちょうど300年。節目の年とも言えるこのタイミングに、尊敬する先代たちが取り組んできた「醸造業」と「氷業」などの商いを私なりに解釈し始めたのが、かき氷店・ヤマト屋です。
和風のかき氷メニューを中心に、オーソドックスなメニューからオリジナリティ溢れるメニューまで、ぜひヤマト屋こだわりのかき氷をお楽しみください。
ヤマト屋店主
先代が氷業を営んでいたことから、氷はもちろんのこと、様々なこだわりが詰まっています。
シロップは、地元和菓子店の元店主が手掛ける本格的なもの。基本的にすべて自家製で、食材も新鮮で旬なものを使っております。また、食材は地元・草加で採れる枝豆やいちご、名産である草加煎餅など、地のものを多く使っているのが特徴です。
最後に、かき氷の命とも言える氷は、削りに最適な温度になってから、空気を含ませながら極限まで薄く削ることで、ふわっとした柔らかな口どけを実現しております。
シロップやトッピング、氷など、かき氷店・ヤマト屋がお届けするこだわりのかき氷を、ぜひ草加松原でご堪能ください。